ワンオラクル – 「おててと。」が占う１枚のカード

こちらは貴方が占われたカードです。再読み込みをすると、表示されるカードは変わります。実世界のタロットカードと同様で、もう一度引けば、同じカードが出るとは限りません。

１０　運命の輪について

　「運命の輪（WHEEL OF FORTUNE）」は、「運命」対「自由意志」の対立を象徴しています。カードには円環が描かれ、その周囲には四大元素を司る天使たちが配置されています。円の中央には8本の放射線があり、文字や図形が配置されています。これらの要素が組み合わさり、多面的かつ複雑な象徴体系を構成しています。

　輪の中央には、車輪の輻になぞらえて8本の放射線があります。

　円の縦横四方向に書かれている文字は様々に読むことができます。時計の12時の位置から90度ずつ時計回りに読むと「TARO(T)」（タロット）。反時計回りに読むと女教皇が持っている書物「TORA」、6時の位置から時計回りには輪を意味する「ROTA」と読めます。さらに、斜めに配置されたラテン文字は、王と王妃から生まれる王子の元に新たな妃が嫁ぐという過程を示しています。これは王の結婚、王子の結婚といった２つの異なる結婚を象徴しています。

　輪の右下にはテュポンが描かれており、右回転に従って上昇する様子が表現されています。対照的に、輪の左側には蛇が右回転に従って下降していく様子が見られます。さらに、輪の頂上にはスフィンクスが描かれ、天使たちは「世界」に向けて勉強している様子を示しています。

　このカードは周期性や永続性を象徴し、運命に従う中での自由意志の発揮を示唆しています。異なる象徴が組み合わさり、解釈の奥行きを持つ「運命の輪」は、人生の変転や意外性、そして選択の重要性を象徴しています。

［参考］https://ja.wikipedia.org/wiki/運命の輪