3月5日は「サンゴの日」です。語呂合わせから生まれた記念日ですが、海の宝石と呼ばれるサンゴには、古くから人と財を結ぶ象徴としての意味があります。宝石でありながら、海の中でゆっくり形を育てる生き物でもある。時間をかけて積み上がるその姿は、財の増え方とよく似ています。
サンゴは枝を広げながら増えていきます。一つの枝から次の枝へ、次の枝からさらに広がる。まるで御縁が増えていくような姿です。人とのつながりも、お金の巡りも、こうして枝分かれしながら広がっていくものです。小さな出会いが仕事につながり、仕事が信用につながり、信用が財へ姿を変えていく。サンゴの日は、その増え方を思い出させてくれる日です。

今年の3月5日は、さらに特別です。暦の上で「大安」「一粒万倍日」「天赦日」「寅の日」が重なる、極めて珍しく4つの吉日が重なります。
万事に良いとされる大安。小さな種が大きく増えるといわれる一粒万倍日。すべてを赦される最上の吉日とされる天赦日。そして出ていったお金が戻ると伝わる寅の日。この四つが同時に重なる日は、滅多にありません。
令和8年3月5日は、干支が「戊寅(つちのえ・とら)」、九星が「三碧木星(さんぺきもくせい)」です。
戊寅 つちのえとら
戊は、大地の象意を持つ干です。広く、厚く、揺るがない。すぐに形が変わるものではありませんが、一度築かれたものは長く支え続ける強さを持っています。寅は、勢いと前進の象徴。迷いなく踏み出す強さと、勝運をつかむ行動力を持っています。
戊寅の日は、決めたことを力強く動かす日です。頭の中にあった計画を、実際の行動へ移す。準備してきたことを、堂々と世に出す。寅の勢いは、迷っている時間を減らします。だから動いた人から結果をつかみやすい。財もまた、動きの中で大きくなります。
特に今日は寅の日でもあります。寅は「千里を行って千里を帰る」と伝えられ、出ていったものが戻る象徴とされてきました。お金に関する縁日として親しまれてきた理由もここにあります。動かした財が戻る。使ったお金が次の利益を連れて帰る。寅の日には、そうした巡りを期待する人が多いのです。
三碧木星 さんぺきもくせい
三碧木星は、春の芽吹きを象徴する星です。眠っていたものが外へ出る。静かだった場所に動きが生まれる。動きと発展を呼び込む星です。勢いのある行動や、新しい挑戦と相性が良いとされています。
三碧の日は、思い切りよく動くほど運気が上がりやすい日です。迷っていたことを始める。挑戦したかったことを試してみる。そうした動きに暦が力を貸してくれる。特に今日は、天赦日と一粒万倍日が重なっています。始めたことが増え、動いたことが広がりやすい。三碧の勢いが、その広がりを後押しします。
増える日にする
サンゴが枝を広げて増えるように、御縁も財も増えていきます。その始まりは、大きなこととは限りません。小さな行動、小さな決断、ひとつの挑戦。そうした動きが、あとから大きく広がっていきます。
3月5日は、その広がりを始める日です。
四つの吉日が同時に重なるこの日は、暦が背中を押してくれる特別な節目です。動いた人のところに、御縁が集まりやすい。御縁が増えれば、仕事が増える。仕事が増えれば、財は大きくなります。
サンゴの日は、枝を広げる日です。
今日の行動が、あとから増えて戻ってきます。
良い一日を。

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