11月17日は「将棋の日」です。江戸時代、八代将軍・徳川吉宗が、江戸城で「御城将棋」を行う式日を旧暦11月17日に定めたことにちなみ、日本将棋連盟が1975年に制定しました。将軍の前で一局を披露する晴れの舞台。そのエピソードを思うと、今日はいちにちを通して、頭のキレと勝負勘に光が当たる日と読めます。
朝の境内で、石畳の上に将棋盤を置き、金の駒を並べるイメージ。今日の一手一手が、のちの金運と御縁を決めていく合図です。さらに暦の上では、十二支が寅にあたる「寅の日」。虎は「千里行って千里戻る」と語られ、出ていったお金が大きくなって戻りやすい金運日として親しまれています。勝負と金運、この二つが朝から晩まで同じテーブルに座っている…そんなぜいたくな一日です。
本日は、十干十二支の「庚寅」と九星の「七赤金星」が組み合わさる日でもあります。庚は鋼のような決断力、寅は前に出る勇気を象徴します。七赤金星はよろこびや会話、にぎわいの星。将棋の一手のように、ここぞという選択がスパッと決まり、その選び方が人とのやり取りや数字の動きに気持ちよく反映されやすいタイミングです。寅の日の「出しても戻る」金運と重なり、思い切って打った一手が、きちんと自分の元へ福を連れて帰ってくる日と読むことができます。
庚寅 かのえとら
庚は「変化を受け止めてカタチを変える強さ」、寅は「前へ出る勇気」を示します。庚寅の日は、考えたうえでスッと決める場面が多くなるタイミング。将棋でいえば、長く温めてきた攻め筋を、ついに盤上に乗せる瞬間のような空気です。迷っていた案件や企画、値付けや契約ごとにも「ここだ」と思える線を引きやすくなります。
その決断が寅の日の金運と結びつき、払ったコスト以上の手応えを連れて戻る決断日和になりやすいのが今日の特徴です。朝のうちにやることをざっと書き出し、「今日の本命手」を一つ決めておくと、時間もお金も、その一手に向かって動きやすくなります。
また、庚寅は方向転換のキレも冴える組み合わせです。勝ち筋ではないと感じたことからはスッと手を引き、本当に力を入れたい選択肢へ読みを切り替える動きも軽やかです。「これは自分の金の駒だ」と思えるものに集中すると、金運・仕事運・評価運が、その一点にぎゅっと集まってきます。
七赤金星 しちせききんせい
七赤金星は「よろこび」と「おしゃべり」をつかさどる星です。朝の挨拶から、ひと言添えたメッセージ、ちょっとした雑談まで、言葉が明るく響きやすい日。将棋の感想戦のように、会話のなかから次のヒントがぽんぽん生まれてきます。さりげないお礼や一文が、想像以上に好印象となって返ってくるでしょう。楽しく話しているうちに、評価や売上がふくらんでいく日です。
七赤金星は「ごほうび運」も担当しています。寅の日の金運と重なる今日は、これまでのがんばりに対するプチボーナスのような出来事が届きやすいタイミング。午前中に連絡したことが、夕方にはうれしい返事となって戻ってくる…といった展開も期待できます。「今日くらいは自分にも◎」という気持ちで、ごほうび時間やごほうびスイーツを用意しておくと、七赤らしい明るい金運を迎え入れやすくなります。
将棋の日と寅の日が金運を押し上げます
将棋には「一手千金」という言葉があります。まさに今日は、その言葉がそのまま金運メッセージになっている日です。将軍の御前対局に由来する「将棋の日」に、決断力の庚寅と、よろこびの七赤金星が重なり、さらに寅の日の財運が加わります。虎の「千里行って千里戻る」というイメージどおり、今日の判断や出費には、“福を連れて戻る力”が色濃く乗りやすいでしょう。
朝の境内で、寅とおててんが金の駒を並べるイラストのように、あなたの今日の一手一手が、のちの金運の盤面を形づくっていきます。難しく構えず、「これが自分らしい手だ」と思える選択を大事にすると、七赤金星のうれしい出来事と、寅の日の金運が気持ちよくかみ合います。
まとめとして一言
将棋の日、庚寅、七赤金星、そして寅の日。勝負勘と金運のごほうびが、いちにち丸ごと楽しめる日です。あなたの選ぶ一手一手が、金運と御縁をぐいっと引き寄せる“千金の手”になりますように。
朝の一手から、夜のひと休みまで。
手応えが金色に響く一日を、お過ごしください。
良い一日を。
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